最先端のエクソソーム検査により、がんの超早期発見を可能に!

エクソソームとは

エクソソームとは、直径わずか1万分の1ミリほどの「細胞外小胞」です。細胞内の情報を運ぶ小さな袋のようなもので、ほとんどすべての細胞が分泌していることがわかっています。また、エクソソーム中には新型コロナウイルスのワクチンでも注目された「マイクロRNA」が含まれています。 細胞同士がこのエクソソーム内のマイクロRNAを用いて、お互いに情報交換をしています。

がんリスク検査としてのエクソソームの可能性

従来は、CTによる画像診断や内視鏡など、時間と手間のかかる検査が一般的でした。しかし、この度、当院で採用した画期的な2種の検査では、血液中に含まれる細胞内の情報を運ぶ「エクソソーム」を読み解き、すい臓やその他の消化器系のがんの罹患リスクを手軽に判定することができるようになりました。

最先端すい臓癌リスク検査とは

画像診断などでは見つけにくい超早期のすい臓がんリスクを血液検査で判定

すい臓は胃の裏側に位置し、すい液という消化液とインスリンなどのホルモンを分泌する重要な臓器です。すい臓がんは身体の奥深くにできるうえに、自覚症状が表れにくく早期発見が難しいがんです。また、他のがんと比較し、5年生存率が最も低く、2013年以降毎年3万人以上の方が亡くなる怖い病気です。すい臓がん治療においては自覚症状が出てからでは手遅れになることも多く、普段から定期的に検査を受け、早期発見することが非常に重要です。

癌細胞から分泌されるエクソソームにある独自のマーカー「Panc1」「Panc2」を測定

エクソソームの表面及び内在する500種類のうちの特定のたんぱく質を測定します。

Panc1

早期すい臓癌のリスクが健常人よりも高い場合に(+)、同程度の場合に(一)を示します。 その他、糖尿病、すい炎、すいのう胞、すい石症、遺伝(HBOC、リンチ症候群)、生活習慣病など、他のすい臓に関連する疾患の場合に(+)となる可能性も。

Panc2

すい臓がんを含むがん、またはがん以外の疾患等のリスクが健常人より高い場合に(+)を示す汎用的なマーカーです。

これまで判別の難しかった、すい炎とすい臓癌との区別も行うことができます。

最先端消化器系がんリスク検査とは

消化器系のがんは、全体の約半数

2人に1人ががんになる時代。全体のがんの約半数を占める消化器系がんを、自覚のない段階で発見できるのがこちらの検査です。日本人の死因の第1位はがんです。つまり、がんは誰でもなりやすい病気。そんながんの中でも消化器のがんは、全体の約半数に及びます。

そんな多くの方が罹患するがんですが、やはり大切なのは早期発見です。医学の発展に伴い早期に発見できさえすれば、最適な治療法が選択可能。がんは今や、根治への可能性は高く、克服できる病気とも言えるでしょう。ただ、消化器系がんは、症状を認めてから検査し発見された場合、進行していることも多く、根治が難しくなってしまいます。

健康で豊かな人生をお送りいただくために、自覚症状がなくても、上記のすい臓と同じように普段から定期的に検査を受け、早期発見することが非常に重要です。この検査では、がん細胞から分泌されるエクソソームにある独自のマーカー「GI-1」を測定し、消化器系がんの罹患リスクを判定します。エクソソームの表面及び内在する500種類のうちの特定のたんぱく質を測定できます。

一度の採血で、胃がん/食道がん/大腸がん/胆のうがん/肝臓がんの5種類のがんリスクを測定が可能

エクソソーム研究・再生医療の第一人者 落谷孝広博士

当院では落谷孝広博士を顧問とし、また、最先端の細胞培養加工技術を持つ研究所と業務提携。幹細胞治療や免疫療法をご提供し、今までも大変ご好評いただいております。

落谷孝広博士

東京医科大学教授/医学博士
元国立がん研究センター研究所 分子細胞治療分野長

2017年、ノーベル委員会により、世界で最も注目する研究者10人に日本で唯一選出。2022年、クラリベイト・アナリティックスが高被引用論文著書にて、影響力のある科学研究者およびその機関を発表し、落合孝広教授が選出。4年連続で、世界トップ1%の研究者として表彰される。


当院は人生を共に歩んでいくためのパートナークリニックとして、様々な分野のエキスパートドクターを結集。検査の後も、内科医として豊富な実績と知識を持つ院長 片桐衣理が、検査結果の報告にあわせ、おひとりおひとりの体質を見極めた上で、その後の治療のフォローをいたします。また、必要な方には提携医療機関へのご紹介までも徹底的にサポート。

料金

項目料金(日本円・税別)
最先端すい臓癌リスク検査 80,000
最先端消化器系癌リスク検査80,000
  • 上記の全ての料金は、有効な日本健康保険証をご提示いただき、且つ日本語が流暢でカウンセリングに支障がない患者様のみ対象となります。それ以外の患者様の治療費に関しましては、カウンセリング後の見積書をご参照ください。